鏡台の鏡を姿見に改良

今回は、お客様より、鏡台に使っていた鏡部分のみ、姿見に改良してもらえないかとのご相談でした。 こちらが、その鏡部分です。

姿見にするべくまずは設計します。 材料は、解体した家具から残しておいた、楢の集成材や、ラバーウッドの集成材などを加工します。

塗装面は研磨し落とします。

ベース部分を加工組立ます。

支柱を仮組します。

鏡の角度を変えるための支柱、支点部分には M8のノブボルトを使います。 受けは鬼目ナットを打ち込み、裏面両側に固定します。

側板には補強の桟を追加しました。

パーツがそろいましたので、木部は着色、鏡台の色調に合わせました。 こちらはオーク色です。 水性ステインで着色

ベースにはキャスターを取付、姿見全体の高さは1,450mm ほどになりました。 ウレタンクリヤー塗装を2回、

鏡を取付完成です。

ベースが大きいですが、鏡部分も900×450あり重いので転倒の危険を意識してサイズを決めています。

 こうして新たに姿見としてまた活躍してくれることでしょう。 このように、身近な家具でも修理や改良を承ります。

お仕事に感謝ですね。  

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